FightStick
今さら聞けないOTTO diy V5&V2&V1,+,M+
わかりやすいのでARCADESHOCKさんから拝借。

そもそも何ができるパーツなの?

三和電子のJLF互換ジョイスティックレバーをカスタム出来るパーツです。
基本性能としては、下記となります。

・OTTO diy V5はテフロンピボットによる滑らかな入力が可能になります、2D格闘ゲーム向き。
・OTTO diy V2はシリコングロメットピボットによる韓国レバーライクな入力が可能になります、3D格闘ゲーム向き。
・OTTO diy V1はオールドピボットによる80年代レバーライクな入力が可能になります、レトロゲーム向き。

共通パーツとしてFD(四角)ガイド、BYF(半楕円)ガイド、アクチュエータ3種類(13mm,12.5mm,12mm)があります。
斜めの入力がわかりやすくしつつ、回転コマンドが入れやすいガイドになっています。
BYFガイドは、8方向の当たりが気持ち付いていて半円回転コマンドがしやすいです。
FDガイドは四角ガイドに8方向の当たりが気持ち付いていて斜めに一発で入れやすいです。
付属のアクチュエーターを大きい物を利用すればピーキーな操作に調整できます。

OTTO diy V5,V2,V1の取り付け方と基本性能は、下記リンクアケ魂さんのインストールガイドをみるとわかりやすいです。
https://akecon.games/blogs/akecon-blog/otto-diy-v5-jlf-tp-8yt-install
https://akecon.games/blogs/akecon-blog/otto-diy-v2
https://akecon.games/blogs/akecon-blog/otto-diy-v1

斜め入力に関して

斜めを含む、入力してるのをわかりやすくするならV2系の方がおすすめです。
理由として韓国レバーと同様のシリコングロメットによるピボットなので、ニュートラルとそれ以外の違いが明確になります。
またFDガイドにすると斜めへ一発で入りやすくなります。

遊びを少なくするには

遊びを少なくする場合は、OTTOシリーズの付属のアクチュエーターを大きい物(13mm,12.5mm,12mmの3種類)を利用すればピーキーな操作に調整できます。
ただ13mmは遊びが無さすぎて、斜め抜けや上暴発がしやすく、ニュートラルにするのが難しくなります。

OTTOの三和系統とセイミツ改造の違い

セイミツのスイッチを使いたい場合はV◯+、V◯M+です、◯は数字、1,2,5のいずれか。
+はLS32系スイッチ、M+はLS56系のスイッチが使えます、ヒンジ付きがお好みならどちらかを選択、注意点としてスイッチ以外の他のパーツは三和を使うのでコストがかなりかかります。

どれぐらいコストが掛かるかは、
アケ魂さんのV5+インストールガイドがわかりやすいので下記リンクを参考にしてください
https://akecon.games/blogs/guide/otto-diy-v5

HORI HAYABUSAや三和電子JLFなら無印V◯を選択。

・OTTO diy V5はテフロンピボットによる滑らかな入力が可能になります、2D格闘ゲーム向き。
・OTTO diy V2はシリコングロメットピボットによるニュートラルのわかりやすい、韓国レバーライクな入力が可能になります、3D格闘ゲーム向き。
・OTTO diy V1はオールドピボットによる80年代レバーライクな入力が可能になります、レトロゲーム向き。

どちらも、ガイドもFD(四角)とBYF(半楕円)があり、どちらも斜めに若干のアタリがついていて斜め入力がわかるけどスムーズにレバーを回せるように設計されています。
V2はシリコングロメットの反発もあるので、付属のスプリングは反発が標準のJLF-Sより柔らかいものが付属しています。
またV5,V1は2021年9月以降の出荷分からはグリスレスに最適化されています、グリスを散布してもいいし、しなくてもスムーズな動きができるようになっています。
現在、私もV5M+にグリスレスでプレイしていますが、グリスを散布したほうが滑らかになるので持っている方はオススメします。
2023/11/20追記 ピボットはグリスレス運用可能になっていますが、半年以上運用したあとゴミがテフロン部分に癒着してしまい、かなりメンテナンスに苦労します、基本的にグリスを利用したほうが良いです。
グリスはセイミツ工業さんでも利用している、信越のG501-Mがオススメです。

三和電子さんが利用しているG40-Mでも問題ありませんが、粘度が高く滑りが甘いです。

OTTOのLS32,LS56,LS40,LSXガイドについて

個人的には、セイミツさんの公式ガイドよりもスムーズに回転コマンドができる印象です。
斜めの入力と遊びを少なくするといった目的向けではないです。
こちらもセイミツレバーを利用されている方にオススメできる商品です。
日本国内ではアタッサさんでお取り扱いがあります。
https://attasa.shop/shop/shopdetail.html?brandcode=000000000500&search=OTTO&sort=

まとめ

入力の遊びを少なくするP.Sパイプをメインで使う場合は三和電子さんの公式カスタムパーツの方がオススメです。
スイッチ入力部分と遊びの部分が合わせて調整されています。
OTTO diy Seriesは入力感覚を変更するのをメインとして、遊びの部分を調整していく形で利用するのがオススメです。

三和電子さんのカスタム用P.Sパイプ直販は下記
https://item.rakuten.co.jp/sanwadenshi/lever_103/

おまけ、OTTO diy Series オススメセッティング

・OTTO diy V5 2D格闘ゲームの初回セッティングオススメ
アクチュエータ12.5mm,ガイドBYF
回転系コマンドの入力のスムーズさと遊びの少なさが体感できるセッティングです。
お好みでアクチュエータを変更してみてください。
12mmでもスムーズですし、溜めキャラなら13mmも運用しやすいです。

・OTTO diy V2 ゲーセンの使い込んだレバーっぽいセッティング
アクチュエータ12mm,ガイドお好み,シリコン40,V2スプリング
かなり柔らかいレバーになります、スイッチを変えると更に柔らかく、
使い込んだレバーっぽいけどちゃんと認識するセッティングです。

・OTTO diy V2 Koreanレバー風(柔らかめ)
アクチュエータ12mm,ガイドFD,シリコン50,JLF-Sスプリング
ちょっと固めのセッティングで韓国レバー風です。
KDiTバットトップを使うと柔らかさがJLFに近い形になります。

・OTTO diy V2 Koreanレバー風(硬め)
アクチュエータ12mm,ガイドFD,シリコン70,JLF-Sスプリング
かなり固めのセッティングで韓国レバー風です。
KDiTバットトップを使うとCrownレバーに近い形になります。

・OTTO diy V2 大先生セッティング
アクチュエータ12.5mm,ガイドBYF,シリコン50,V2スプリング
ゆきまゆが敬愛するShiryl-shi @Nikogel360 大先生のオススメセッティングです。
テンションの50シリコンがバランスが良く、反発してくれます。
2D3Dどっちでも動かしやすい良いところ取りです。

・OTTO diy V1 オールドレバー
アクチュエータ12mm,ガイドBYF
オールドレバー風です、BYFガイドにしていますが、
丸穴ガイドを使うと更にオールド感が強くなります。 

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